牛窓のスナメリを見守る会は、瀬戸内海に暮らす小さなクジラの仲間「スナメリ」の生息実態の解明を目的にさまざまな観察や調査活動を行っています。 見守る会では、スナメリを豊かな海の象徴と位置づけ、スナメリとともに彼らが暮らす里海「瀬戸内海」の環境について見つめ直してもらえるような啓発活動も行っています。 発足は2008年。この年に牛窓で帝京科学大学の学生さんが長期滞在調査を実施したのをきっかけに本格的に活動を始めました。
名称 |
牛窓のスナメリを見守る会 |
所在地 |
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓5792-4
牛窓ウォータートレイル内 |
連絡先 |
0869-34-9300 |
会長 |
生島嘉弘 |
副会長 |
櫻井純哉 |
事務局長 |
小野塚昌博 |
アドバイザー |
中村清美 |
発足 |
2008年4月 |
主な活動内容 |
- 牛窓周辺海域のスナメリ観察調査(定点)
- 牛窓周辺海域のスナメリ観察調査(船舶・セスナ)
- 瀬戸内海のスナメリに関する史実調査(ヒヤリング)
- スナメリ観察会の実施
- 大学や水族館等研究機関の調査現地コーディネート
- メールマガジンの発行
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主な活動実績 |
- 帝京科学大学研究生による長期調査(約3ヶ月)サポート(2008年)
- スナメリから見つめる瀬戸内海(2010年)
フジフィルムグリーンファンド助成事業
チャーターフェリーによる観察会実施(延べ800名参加)
- 牛窓周辺海域におけるスナメリの生息状況の把握(2010年)
スマスイ自然環境保全助成事業
船舶によるライントランセクト調査実施
- 牛窓周辺海域におけるスナメリの航空機を使った生息実態調査(2012年)
スマスイ自然環境保全助成事業
セスナ機・船舶によるライントランセクトおよび定点ポイントからの一斉調査実施
- 瀬戸内海におけるスナメリの呼称(地方名)分布図の制作と配布(2013年)
Takaraハーモニストファンド助成事業
瀬戸内海沿岸役133箇所でスナメリの呼称を聞き取り調査
- スナメリシンポジウムパネル発表(2013年)
瀬戸内海西方スナメリ協議会主催
- スナメリシンポジウムパネルディスカッション参加(2014年)
神戸市立須磨海浜水族園主催
- 備讃瀬戸海域のスナメリ生息状況調査(2015年)
スマスイ自然環境保全助成事業
定期航路によるライントランセクト調査実施
- 岡山理科大学生物地球学科自然史研究室学生による調査サポート(2016年~2020)
- ドローンを使ったライントランセクトによる牛窓のスナメリ調査(2018年)
スマスイ自然環境保全助成事業
無人飛行機ドローンを使ったライントランセクト調査法の実証と構築
- 豊島(香川県)周辺のドローンを使ったライントランセクトによるスナメリ生息実態調査(2024)
- 瀬戸内海スナメリフェスティバル2024
牛窓前島で開催(2024.10.14)
- スナメリワークショップやスナメリキャンプ、スナメリ食堂などの催しを年間を通じて複数回開催
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