スナメリの暮らす海に行こう -初夏- 開催します!

観察船出航します!!

今年2024年は、瀬戸内海が国立公園の指定を受けて90周年の節目となる年。

私たち、牛窓のスナメリを見守る会は、80周年にあたる2014年には、記念式典が行われた高松の会場で、スナメリの解説パネルと模型の展示を実施しました。

今回の90周年では、実際に瀬戸内海を体感してもらうための「なにか」を開催しようと考え、「スナメリの暮らす海にいこう」というタイトルのツアーを企画しました。

当日のスナメリ観察会では、チャーターした観察船に乗り込み、スナメリが発見しやすいポイントへベテランスナメリウォッチャーがみなさまをご案内します。
この時期はちょうど瀬戸内スナメリの出産シーズン。運が良ければ親子連れに逢えるかもしれません。※これまでの調査、研究結果から遭遇の可能性の高い場所へご案内しますが、スナメリに遭遇できるかどうかは、残念ながら運次第ですのであらかじめご了承ください。

ほかにもスナメリと瀬戸内海にまつわるコンテンツを色々ご用意しています!

ぜひご一緒に、初夏の爽やかな瀬戸内海をスナメリ気分で満喫しましょう!

開催日 2024年5月26日(日) 10:00~15:30
場所 牛窓町前島と周辺海域
集合時間 9:40  ※9:10牛窓発の定期フェリーで渡っていただくとちょうどです。
集合場所 牛窓町前島スナメリテラス(旧フェリー乗り場)【地図】
※定期フェリーに乗って前島に渡ってください。到着したフェリー港から徒歩10分。共用駐車場スナメリテラス前15台、前島フェリー港に50台。フェリー乗船料は、こちらのページでご確認ください。
お一人様旅行代金 大人9,800円 小学生6,200円
*旅行代金に含まれるもの:スナメリのお話し(スライド&ビデオ)、スナメリハンドブック・観察船乗船料・昼食代・シーグラス陶芸体験代、ビーチクリーンセット
参加条件 小学生以上
お申し込み 瀬戸内市観光協会(0869-34-9500)へお電話にてお申し込みください。参加料金は当日受付時にお支払いください。(現金のみとなります)
取消料 お客者のご都合により取り消しになる場合、前日は旅行代金の50%、当日は旅行代金の80%を申し受けます。
主催 一般社団法人瀬戸内市観光協会 (岡山県知事登録旅行業 第3-416号)旅行業務取扱管理者:林 孝康 全国旅行業協会会員専用補償制度に加入
共催 牛窓のスナメリを見守る会・前島グリーンアイランド体験交流協議会・牛窓カフェ・寒風陶芸会館

 

  お申し込みは、瀬戸内市観光協会/0869-34-9500へお電話でお願いします。 

 1.スナメリと瀬戸内海

瀬戸内海で暮らすと決めたスナメリのヒミツをお話しします。

スナメリは、90種近くいるクジラ(鯨目)の中でも、瀬戸内海のような沿岸域で生きていくことを決めて生息してきた種です。スナメリには、瀬戸内海(沿岸域)で暮らすために特化したとでも言うべき、他のクジラたちと違う特徴があります。

スナメリの基礎的な情報に加え、長年、牛窓に暮らす野生のスナメリを見続けて気づいた、彼らのヒミツを他のクジラたちと比較しながらスライド映像を使ってわかりやすく解説します。実際にスナメリが現れた時の映像もご覧いただきますので、この後の観察船で発見の手助けになるかもしれません。

「スナメリハンドブック」プレゼント。

提供:牛窓のスナメリを見守る会・前島グリーンアイランド体験交流協議会

2. スナメリ観察船出港!!

観察船に乗ってスナメリの暮らす海を体感。

牛窓周辺にはスナメリを発見しやすいポイントが複数あります。チャーター船を使い、これまで15年間の私たちの調査でわかってきたそのポイントのどこかにみなさまをご案内します。

スナメリは、近くに現れたとしても発見するのがとても難しい生き物です。慣れないとなかなか見つけにくいのですが、観察船には当会のベテランウォッチャーが乗り込みますので、現れた際に見落としてしまう確率は低くなります。
近くに姿を現すかどうかは、まったく予想できず、残念ながら姿を現すことの保証もできませんが、瀬戸の島々を縫いながらのんびり航行し潮風に吹かれれば、スナメリの暮らす海をより身近に感じていただけると思います。

提供:牛窓のスナメリを見守る会・前島グリーンアイランド体験交流協議会

 

3.スナメリ食堂

瀬戸内フードチェーンの頂点スナメリと同じモノを食べよう

牛窓のスナメリを見守る会へこれまでに寄せられたストランディング(漂着死骸)の情報は、70件余り。すべてを回収できたわけではありませんが、条件が整って回収できたものの中には、解剖により詳細な情報が得られたものもあります。解剖した個体の胃の内容物を見てみると、牛窓界隈のスナメリが何を食べているのかが分かります。この情報を基にスナメリたちが食べているモノと同じモノを食材に使って作り上げる食事メニューが「スナメリ食堂」です。
今回はスナメリランチとして、パエリア弁当(サラダ付、ウォーターサーバーあり)をご用意いたします。牛窓の特産、オリーブオイルやマッシュルームを使い瀬戸内海で採れた魚貝を使って仕上げました。

提供:牛窓カフェ・牛窓のスナメリを見守る会・前島グリーンアイランド体験交流協議会

※写真はイメージです

4.ビーチクリーンナップ

”瀬戸内海産”海ゴミクリーンナップ

瀬戸内海の海ゴミは、そのほとんどが沿岸域の人々の暮らしから出たものと言われています。「海ゴミ」は、他ならぬ私たち自らが作ったものですが、その「海ゴミ」という呼び方には、どこか問題を他人事にしてしまうような響きも感じられます。私たちは、瀬戸内海の海ゴミをもっと自分事として捉えてもらえないかと考え、「瀬戸内海産海ゴミ」、「岡山県産海ゴミ」などと呼ぶことにしています。一緒に、この後の「シーグラス陶芸」で使うシーグラスも集めます。
今回は、ビーチクリーンナップのあとに、瀬戸内海名物の「牡蠣パイプ」にスポットライトを当て、ゴミになってしまう経緯や解決の可能性について少しだけお話しします。

提供:牛窓のスナメリを見守る会・前島グリーンアイランド体験交流協議会

 

5.シーグラス陶芸体験

シーグラスを拾い集めて再生利用、素敵な陶芸作品作りましょう。

牛窓のスナメリを見守る会では、シーグラスを集めて、陶器の釉薬のように使って再生する、「シーグラス陶芸」というクラフト作品を地元陶芸会館の方々と一緒に開発しました。
牛窓は、7世紀頃、有名な備前焼のルーツとなる「須恵器」が数多く焼かれていたところです。須恵器の甕や器は、瀬戸内海を渡って各地へ出荷されていたことが分かっていて、瀬戸内沿岸という地理的条件がこの地域の須恵器発展の重要な要素になったと考えられています。牛窓には、この須恵器の資料を展示し、実際に陶芸体験もできる「寒風陶芸会館」という国指定史跡寒風古窯跡群に隣接する施設があります。
この会館の陶芸講師を招いて、ビーチクリーンナップの際に拾い集めたシーグラスを使って、造形(土ひねり)からシーグラスの配置までを体験します。

※作った作品をお届けするのに、2~3ヵ月かかります。配送希望の場合別途送料がかかります。陶芸会館に直接取りに来ていただくことも可能です。

提供:寒風陶芸会館・牛窓のスナメリを見守る会・前島グリーンアイランド体験交流協議会

 

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当日のスケジュール

9:40 集合・受付(牛窓町前島スナメリテラス)
※9:10牛窓発の定期フェリーで渡っていただくとちょうどです。
10:00 プログラム1「スナメリと瀬戸内海」スライド説明会
10:30 プログラム2「海上観察会」 観察船乗船
※スナメリテラスの前から出港します。
12:00 プログラム3「スナメリランチ」  スナメリテラスで昼食
13:30 プログラム4「ビーチクリーンアップ」スナメリテラス前の砂浜
13:50 プログラム5「シーグラス陶芸体験」  スナメリテラスで土ひねり
15:30 解散
※16:00前島発の定期フェリーでお帰りいただけます。

※スケジュールは、多少変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

  お申し込みは、瀬戸内市観光協会/0869-34-9500へお電話でお願いします。 

会場地図

※前島グリーンアイランド体験交流協議会と表示されているところが会場(スナメリテラス)です。


 

 

 

 

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