スナメリワークショップ 12月9日開催


12月に入って寒くはなると思いますが、水温が下がり透明度の上がった海で観察会を開催いたします。
今回は、瀬戸内海のスナメリに精通しているスナメリ博士、スマスイの中村さんをお招きしてお話をうかがいます。また、お天気次第になってしまいますが、船を出してドローンを飛ばしたり、ビーチクリーンも実施予定です。スナメリのみならず、普段、海でドローンを飛ばしている方や、興味のある方の参加もお待ちしております。


日時 2018年12月9日(日)
10:30~16:00
場所 瀬戸内市牛窓町前島周辺
集合場所・時間 前島のフェリー待合所
※10:10牛窓発のフェリーで渡島してください。5分で前島に着きます。
降りたところのフェリー待合所が集合場所です。
島内は見守る会が車で送迎します。
参加費用 大人1,200 円/中・高生800 円
※中学生未満は今回参加いただけません。
参加定員 15名
  • 室内レクチャーとフィールドワークがあります。
  • フィールドワークでは、小型ボートで海に出る予定ですので、風よけのジャケットなどをご用意ください。防寒対策は万全にお願いいたします。
  • 昼食は、お弁当などをお持ちください。(島内には、飲食店、コンビニなど一切ありません)

#01-10年見つめてます!

今回のワークショップでは、10 年以上瀬戸内海のスナメリについて調査研究されている神戸市立須磨海浜水族園学芸員の中村清美さんをお招きします。
中村さんにはスナメリの基礎的な情報と瀬戸内海のスナメリについてこれまでに分かっていることをお話しいただきます。豊富な調査実績を持つ中村さんならではの鋭い視点で最新分析結果を聞けるまたとないチャンスです!

#02-スナメリクエスト by ドローン

これからの調査システムとして、スマスイ研究助成のもと、中村さんと見守る会が共同開発中の【スナメリクエスト by ドローン】。
このシステムについて、見守る会の代表小野塚も加わり、少しだけお話しさせていただきます。
最近話題の空飛ぶカメラ「ドローン」を利用すれば、これまでより数倍効率的に、そして正確かつ簡単に目視調査を行うことができます。開発中のシステム上では、誰もが簡単にスナメリリサーチャーになれますので、みなさんが研究者となり、みなさんの地元の海でスナメリ情報の収集ができます。各地のリサーチャーのデータが集まれば、ひょっとすると瀬戸内海のスナメリの全貌が解明されるかもしれません!!必要なのは、探究心と海や生き物を見守りたいという気持ちだけです。(プラス機材費が必要ですが(^_^;・・・)

#03-海上観察会

室内レクチャーの後は、みなさんで小型ボートに乗って海上観察に出かけます。これまでの調査で分かっている、目撃しやすいポイントへ行って、ひたすらスナメリとの遭遇を待ちます。
「スナメリクエスト」の実演と「ビーチクリーン」も実施します。
※海の状況によっては、陸上からの観察に変わる場合もあります。

#04-身近な海洋プラスチック汚染

もう随分前から深刻化していましたが、最近になって話題に上ることが多くなった「海洋プラスチック汚染」。スナメリが暮らす瀬戸内海にも大量のプラスチックゴミが存在します。潮流の影響が顕著な瀬戸内海では、浮遊ゴミなどがたまるところはほぼ決まっています。そして、大量の浮遊ゴミは、人々の目に余り触れることがないところにあったりします。
今回は、カヤックガイドとして20 年にわたり牛窓の海を案内してきた見守る会代表の小野塚が、海上観察のついでに、とっておきのゴミ漂着海岸にみなさんをご案内します。
※マイクロプラスチックなどの物質がスナメリの生態にどのような影響を与えるかは、まったく分かっていません。


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